情報処理安全確保支援士の登録申請
こんにちは。ミーヤキャットです。
先日、情報処理安全確保支援士の登録申請を行いました。
必要な手順が多く、手間取りましたので、今日は情報処理安全確保支援士の申請方法について、ご紹介します。
情報処理安全確保支援士とは何か
情報処理安全確保支援士とは何かというと、
サイバーセキュリティに関する実践的な知識・技能を有する専門人材の育成と確保を目指して創設された国家資格で、情報処理安全確保支援士として登録されていない者が、「情報処理安全確保支援士」を名乗ってはいけないという、名称独占資格です。
情報処理安全確保支援士になるには
情報処理安全確保支援士になるには、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が実施している春期(4月第3日曜日)、秋期(10月第3日曜日)の筆記試験に合格し、登録申請・認定されることが必要です。
2017年4月から設定された試験区分ですが、前制度の試験区分である「情報セキュリティスペシャリスト」「テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)」の合格者は、同試験区分の合格者相当の能力があるとみなされているため、2年間の経過措置期間(2018年8月19日申請締切)であれば申請を行うことができます。
私は2015年4月に「情報セキュリティスペシャリスト」に合格しているため、登録申請を行うことができました。
情報処理安全確保支援士登録申請の手順
新規登録申請の手順は以下の通りです。
私が実際に行った手順を元にご紹介します。
大まかには以下の書類を集めて、IPAに簡易書留で送付すれば申請完了です。
- 登録申請書
- 誓約書
- 登記されていないことの証明書
- 身分証明書(身元証明書)
- 試験合格証書のコピー
- 戸籍謄本 または 住人票の写し
- 登録事項等公開届出書
- 登録申請チェックリスト
順番に必要書類の入手方法を紹介します。
申請書類の入手
IPAのホームページより申請書のPDFを入手します。
http://www.ipa.go.jp/siensi/index.html
- 登録申請書
- 誓約書
- 登録事項等公開届出書
- 登録申請チェックリスト
証明書の入手
申請手続きのなかで証明書の入手が一番面倒です。
窓口に行ければいいのですが、時間や場所の都合で郵送による申請を行う場合は、おおむね以下の物が必要になります。先に必要なものを整理して郵便局で購入した方がいいでしょう。
・住民票の写し
往復分の封筒、切手、定額小為替(300円分)、本人確認書類(運転免許証のコピー等)
・登記されていないことの証明書
往復分の封筒、切手、収入印紙(300円分) 、本人確認書類(運転免許証のコピー等)
・身分証明書
往復分の封筒、切手、定額小為替(300円分) 、本人確認書類(運転免許証のコピー等)
戸籍謄本、住人票の写し
最初に6.戸籍謄本、住人票の写しを入手しましょう。
私の場合は、時間の都合がついたので、市区町村の役所窓口で住民票の写しを入手しました。
申請上は本籍の印字は不要なのですが、この後本籍地を管轄する法務局や市区町村に各種証明書を申請することが必要になるので、正確な本籍地の情報が分からない人は、印字しておいた方がいいでしょう。
登記されていないことの証明書
次に3.登記されていないことの証明書の入手です。
最初何を求められているか分かりませんでしたが、登録申請者が「成年被後見人、被保佐人に該当しないことの証明」が必要です。
具体的には本籍地を管轄する法務局に申請して手に入れる必要があります。
http://houmukyoku.moj.go.jp/tokyo/static/i_no_02.html
私の場合、現住所は東京都ですが本籍地は実家である福井県のため、郵送で申請を行いました。調べてみたところ、結局郵送による申請は東京法務局に送るようです。郵送による申請には収入印紙(300円分)が必要なので、郵便局で購入しましょう。 私の場合は申請してから14日後に到着しました。場所などによるとは思いますが、結構待たされるので時間に余裕がない時は窓口申請の方が良いでしょう。
オンラインで申請することもできるようですが、このためだけにソフトを導入するのは手間なのでやめました。興味のある方は下部リンクをご覧ください。
http://www.touki-kyoutaku-online.moj.go.jp/toukinet/seinen/seinen_5.html
身分証明書(身元証明書)
最後に4.身分証明書(身元証明書) の入手です。
運転免許証のコピーを取って同封・・・ではありません。
後見登記の通知を受けていないことの証明が必要で、具体的には本籍地のある各市区町村に申請して手に入れる必要があります
こちらについても、私の場合は本籍地が遠いので郵送で申請を行いました。郵送による申請は事務手数料を定額小為替(300円分)で同梱する必要があるので、郵便局で購入しましょう。
こちらは申請してから6日後に到着しました。郵送期間や申請先の事務処理の速さに影響するので余裕をもって8~10日程度を見込んでおくと確実でしょう。
登録手数料の払い込み
登録手数料10,700円の払い込みが必要になります。
払込証明書を申請書に貼る必要がありますので、残しておきましょう。
私はネット銀行で振り込んだので、振込完了画面のキャプチャーを貼り付けました。
申請書の記入
入手した申請書PDFに必要事項を記入して印刷します。
私はコンビニで印刷しました。
登録申請書に登録手数料の払込証明と収入印紙を貼る箇所がありますが、収入印紙については郵便局で買えるので、簡易書留の手続きを行う際に購入して貼り付けましょう
合格証書のコピー
試験合格証書をコピーして同梱します。紛失した場合は交付手続きができるようですね。
投函
収入印紙を貼って、簡易書留で送る必要があるので書類一式をもって郵便局に行きましょう。
9,000円分の収入印紙を購入し、消印せずに貼って、窓口から簡易書留で送りましょう。これで申請は完了です。
情報処理安全確保支援士の維持・更新について
申請、登録に約2万円かかる情報処理安全確保支援士ですが、維持・更新にも費用が掛かります。
まず、年に1度のオンライン上の教材を使った講習を受ける必要があります。
最新のサイバー攻撃に対応するために必要であることはわかるのですが、受講に2万円かかります。
また、3年に1度はオフライン、つまり対面での講習を受ける必要があります。
これも安全確保支援士のレベルの維持には必要だと思うのですが、受講に8万円かかります。
つまり最初の3年目の更新までで、約16万円かかります。
個人的にはこの費用負担は高額であると思います。
私は個人のブランディングに必要だと思って申請をしましたが、サラリーマン時代であれば会社が負担してくれない限り、まず申請しないでしょう。
情報処理試験の受験料は、実施する試験内容を考えると安い(約6,000円)と感じているだけに、もう少し安くできないのかなと思います。
今後の情報処理安全確保支援士について
申請はしたものの、3年後の更新補習を受けるかというと疑問が残ります。
公的機関の入札条件に組み込まれたり、産業医のように「一定規模以上の個人情報取扱事業者には情報処理安全確保支援士を設置しなければならない」といった流れでもない限りは認知度、登録率の向上は進まないのではないでしょうか。
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